2013年8月18日日曜日

オバQビルについて私が知っている2、3のことなど

 ひさしぶりに更新。四谷から代官町を抜けて神保町までくる途中にちょっとだけ寄ってみました。そう、取り壊しが決まって漫画家さんたちの落書きが話題になっている小学館ビルです。数十人の人たちが窓の外から見ていましたが、ニュースで伝えられているとおり8月24日、25にはロビーの中に入って見学できるとのこと。すばらしい企画です。


 実は、このビルって私にとっては特別の思い出があります。いまの仕事になってからも、業界のつながりで数回おとずれていますが、20年以上前、小学館ビルの上のほうの階には数理計画やCACなどソフトハウスが入っていたのですね。1階は、昔っからJTB。地下1階には喫茶店のTOPやレストランの七條。いや懐かしい。そういえば、地下のスタジオ(?)でヤマダマサミが怪獣本のジオラマを作るのを見物したこともあった。


 私が、せっせと通いはじめた頃、すでに都営6号線(現在の三田線)の上に立つ剛構造ビルというのはどうなのだとか、土台は木であるとか言われていましたが、真相のほどは定かではありません。学生運動はなやかかりし頃には、残業していると、角材にタオルとヘルメットの学生と機動隊がガチガチやりながら9階まで階段を上がってきたこともあったとか。ちなみに、いちばん共立女子学園側の窓からは道をはさんで向こう側にプールが見えるという立地は、小学館の出版物で明らかにされることはなかったかと思います。






 この風景も9月以降は見れなくなる。